今週の福音
第1朗読 イザヤ書 7章10~14節
第2朗読 ローマの信徒への手紙 1章1~7節
福音朗読 マタイによる福音書 1章18~24節
待降節第4主日
今日は待降節第4主日で、私たちは再び喜びに満ち溢れ、キリストの降誕を祝う事を心から待ち望んでいます。私たちの多くが、隣人たちや友達や親戚や家族とともにクリスマスのお祝いをしているか、または仕事関係の予定のために遅れたクリスマスと新年のお祝いの両方を、どうにか計画しているかもしれません。年間の教会暦に沿うと、私たちには、クリスマスまでたったの4日間しかなく、つまり待降節の黙想は終わりを告げようとしているのです。
今日の朗読は、キリストの降誕に関する神さまのメインとなるメッセージを私たちが理解することに対して、もう少し焦点を当てるようにと招いています。今日の朗読は、預言者や神さまの使者たちによって与えられたしるしによる長期的な準備、そして、これらの実現のために招かれた人々によって、どのようにキリストの降誕が訪れたのかを物語っています。今日の第1朗読でイザヤは、しるしについて語っています;見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。実際に、この事は「いつも」私たちがキリストの降誕をお祝いする根本的な動機となっています。そして、私たちは、キリストの降誕における私たちのうちにある神さまの存在をより理解するようになりました。パウロはローマの教会への手紙(第2朗読)で、救いの福音を分かち合い、かつて約束されたイエス様のことを、初期のキリスト者たちに思い起こさせています。
福音朗読では、マリア様を法的な妻として受け入れ、イエス様を自分の法的な息子として受け入れる事への、ヨセフ様の深刻な窮地が描かれています。普通の人びと以上に、すなわち正しい人であったヨセフ様はモーセの律法を十分に考慮し、ひそかに縁を切ろうと決心しました。ひそかに縁を切るという事は、たしかにヨセフ様の思いやりのある行動です。けれども、ヨセフ様は、神さまの声に耳を傾け、マリア様を迎え入れる事を選びました。天使がヨセフ様に現れ、この結婚を取りやめないようにと伝え、そして、このこどもは、神さまの聖霊によってマリア様に宿られたという事を、しっかりと受け入れさせたのです。ここで、私たちはヨセフ様の召命について深く黙想してみましょう。同時に、私たちも日々の生活の中にある多様な状況を、いつも考慮するようにと招かれています。道徳的かつ霊的な窮地に直面した時、私たち皆で、深く考え、思いやりを持って、赦し、心から愛するようにしましょう。
主任司祭 アルセ・エクソル・マグボー
