投稿者: 管理者

  • 今週の聖書朗読 2026年6月28日

    今週の福音

    第1朗読 列王記下 4章8~11、14~16a節
    第2朗読 ローマの信徒への手紙 6章3~4、8~11節
    福音朗読 マタイによる福音書 10章37~42節

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    年間第13主日

    年間の典礼暦の中で、今日朗読される聖書のテーマを考えると、かつて私は大変な驚き、おそれ、そして震えすら感じることがありました。これは、私が20年近く幸いにもエンジョイしてきた司祭生活の断片を拾い集めるような、自己中心的な考えかもしれません。皆さんと、私の司祭生活と召命についての短い物語を私は分かち合いたいと思っています。そして、皆さんもご自身の物語を分かち合っていただければ幸いです。私たちはみんな、それぞれが語るべき(分かち合うべき)独自の物語を持っていると心から信じて います。神様が様々な神秘的な方法で働かれることを、私たちが一人ひとり理解できるようになるのも、まさに神様の恵みによるのです。

    私はマニラの南、フィリピンのバタンガス州の片隅で、農家の家庭で育ちました。一見愛情深い家族に囲まれ、私たちも農民でしたが、近所の人々とも楽しく暮らしていたといえるでしょう。故郷での良い思い出もそうでない思い出もたくさんあります。完璧な家族は存在しないと言う人が多いですが、私もその一人です。私は、家族から精神的、霊的、そして経済的に十分な支援を受けてきたと固く信じています。でも将来、家族が私の妨げになっていると自分自身感じるかもしれない、それは私には分かりません。

    私はまだ小さい、6歳の頃から、司祭になりたいという夢を抱いていました。でも家族の一人が、神学校で勉強するためには「山のような(ものすごい量の)お金」がいるし、無事卒業するにはすごく頭が良くなければならない、などと、まるで夢を諦めさせるような言葉をかけてきました。当時の私は幼く、世間知らずだったので、真剣に考えることはありませんでした。とにかく無視していました。

    高校卒業後すぐに、神学校の入学試験を受けました。試験合格は不可能に思えました。筆記試験も面接も不合格だったことは分かっていました。でもなぜそうなったか、本当に今でも分かりませんが、1ヶ月後に気づくともう養成施設にいました。

    神学校における養成の11年目から12年目にかけて、親戚の一人が近づいてきて、聞いてきました。「一体どんな奇妙な考えが頭に浮かんだの?どうしてそんな愚かなことに人生を費やそうとするの?きっと何も手に入らないのに」と。私は何も言わずに背を向けました。でも一人でいる時に何度か、この親戚の言うことにも一理あるのではないかと考えていたことを、自分自身には正直に認めざるを得ません。

    多くの出来事がこれまで起こりました。そしてこれからも多くの出来事があるでしょう。 多くの経験が分かち合われてきましたが、さらに多くの経験が分かち合われるでしょう。「信仰を生きる」にあたっては、慰められることもがっかりすることも数えきれないほど あります。

    私たちの使命、そして短い祈り:

     私たち皆、福音宣教の仲間、支援者、推進者になりましょう。文化や肌の色の違いを超えて、神の言葉を宣べ伝えましょう。イエスを中心とする限り、私たちは皆、一つの大きな家族だといえます。そして、私たちは祈ります。人生観や価値観の異なる人々の間で、しっかりした土台のない喜びや、落ち込みを感じる時、主よ、私たちを敵から守り、あなたのぶどう園の中に、私たちの兄弟姉妹がいることを思い出させてください。彼らをあなたの輝かしい道具として用いてください。彼らが互いに支え合い、あなたに近づいていく、一つの家族となれるようにしてください。アーメン。

    主任司祭 アルセ・エクソル・マグボー

  • 今週の聖書朗読 2026年6月21日

    今週の福音

    第1朗読 エレミヤ書 20章10~13節
    第2朗読 ローマの信徒への手紙 5章12~15節
    福音朗読 マタイによる福音書 10章26~33節

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    年間第12主日

    私たちは、祝祭日ではない日曜日を、教会暦の中で、私たちが自分たち自身とイエス様の弟子たちのことを、より長期的な視点で見つめなおすようにと招かれている特定の時期として考えることができます。四旬節の期間とご復活の間、私たちは、イエス様の最後の日々と、イエス様のご受難、死とご復活を黙想します。待降節とクリスマスの間は、イエス様が来られたことと、私たちの内においでになるイエス様の存在について黙想します。これらの重要な季節には、私たちはイエス様のご生涯の偉大なる神秘を経験しますが、祝祭日ではない年間の日曜日の間には、イエス様の使命への参加を継続的に更新し、そして、教会の 近くだけではなく、さらに私たちが住んでいる社会においても、もっとも厳密的な意味でのクリスチャン生活を生きるようにと招かれています。今日、私たちは皆、神さまのいつくしみと愛を証しするとき、だれも恐れないようにと招かれているのです。私たちは、迫害する人々に対して、私たちを軽視し、侮辱するすべての人々に対して、勝利するために十分なものを持っているのですから、恐れることないのです。

    第一朗読に書かれている預言者エレミヤは、神さまのメッセージを伝えながら、迫害している人々の勢力の存在を見ています。迫害する人々の存在は、また、預言者エレミヤにある種の激しい苦痛と、おそらくある種の落胆を与えるかもしれません。しかしながら、私たちが今日読んでいるのは、主が彼と共におられるので、迫害者が勝利することはないという、彼(預言者エレミヤ)の理解だけです。確かに、預言者エレミヤは、彼の信頼を主に置いていました。貧しい人々の命を救ってくださった主に賛美しましょう。

    今日の福音朗読では、イエス様が弟子たちに誰も恐れるなと勇気付けてくださっています。神さまの愛といつくしみのメッセージは、隠されるべきでないという提議で、私たちは、光の中で、より広い情勢の中で、勇気を持って話すようにと招かれています。私たちがそのようにしようとすると、おそらく、私たちは、神さまの愛といつくしみのメッセージとクリスチャンと教会生活について知られていない社会にいて、私たちの洗礼の意味が一般的でないように思われているので、迫害やある種の疎外を経験するでしょう。イエス様は、「恐れるな」と言われます。共同体や社会の中での声なき人々に、声となり、声をお与えください。真実と正義のために戦っているその間、イエス様への信仰と信頼を抑えることができない仲間たちと共にいてください。その他の人々も勇気付けてください。

      イエス様のご生涯の偉大なる神秘は、すでに私たちの内にあるお恵みと、そして、毎日受け続けているお恵みが、私たちの敵を踏みにじるのに十分な力であることを理解し、感謝し続ける力を与えてくださいます。私たちが、神さまの祝福を祈り続けることで、勇気を持ち、他の事も続いていきます。

    主任司祭 アルセ・エクソル・マグボー

  • 今週の聖書朗読 2026年6月14日

    今週の福音

    第1朗読 出エジプト記 19章2~6a節
    第2朗読 ローマの信徒への手紙 5章6~11節
    福音朗読 マタイによる福音書 9章36~10章8節

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    年間第11主日

    よろこびのうちに主に仕え、
    全世界に行って福音を宣べ伝えよ。

    この3、4週間の主日の典礼で、聖霊の働きによって、信仰の神秘の宣言が、私たちに もたらされた事でしょう。これまでのお祝いや祭儀、その際のことばの典礼(朗読)も、ご復活後のイエス様についてのいくつかの出来事について、私たちによく伝え示しています。さらに、どのようにしてイエス様の使徒たちと最初の弟子たちが、このすべての 出来事の証人となったのか、私たちは理解してきました。現代の私たちの信仰は、彼ら(イエス様の使徒たちと弟子たち)と分かち合ったものであり、イエス様がご聖体と私たちの内に永遠にいてくださると約束されたものです。私たちには、分かち合う事のできる信仰共同体での経験と、ひとりひとりの信仰経験もあります。 

    私たちが積極的にミサに与り続けることで、私たちは、いつも忘れてはならないことを心の内に思い起こしています。第1朗読では、モーセの指導下にあるイスラエルの人々への同様の招きについて書かれています。イスラエルの人々は、神さまのご意向を目の当たりにしていました。神さまの善を忘れてはならないということは、神さまのご意向に従い、神さまの内にとどまるという契約を守る事へと繋がっていきます。それ故に、彼らは聖なる国民であり続け、祭司たち(神さまのご意向を究極的に果たす人々)の王国となるのです。 

    今日の福音朗読では、神さまの国を宣べ伝える事の大切さについて書かれています。つまり、使徒たちは、神さまの愛といつくしみについてのメッセージと救いと和解のためのメッセージを、隣人たちと分かち合うために遣わされたのです。互いに愛し合いなさいという神さまのご命令に、私たちが従順であることで、私たちは聖なる国民であり続け、神さまの願いを満たす民となる事ができるのです。 

    周りの人々の喜びや悲しみの両方をよく目にする世界において、キリストに従う私たちは、私たちがやるべきことが、確かにまだまだたくさんあるという事に気づきます。特に、私 たちよりももっと、神さまのみことばに飢えている人々のいる場所に、つまり、文字通り、飢えと渇きに苦しんでいる人々がいるところ、正義と自由に飢えている人々がいるところへ、もっと強い勇気のある兄弟姉妹たちが遣わされるよう、祈りましょう。いわゆる勇気ある兄弟姉妹たちが皆、喜びの内に主に仕え、私たち皆も喜びの内に主に仕え、使徒たち(彼らの利便性、安心性、防御性は神さまのご意向に基づいています)のように遣わされ、神さまの望んでおられることが果たされますように。

    主任司祭 アルセ・エクソル・マグボー

  • 今週の聖書朗読 2026年6月7日

    今週の福音

    第1朗読 申命記 8章2~3、14b~16b節
    第2朗読 コリントの信徒への手紙1 10章16~17節
    福音朗読 ヨハネによる福音書 6章51~58節

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    キリストの聖体

    積極的にミサに参加しましょう。
    御からだの他の部分とも一致して祭壇に信心深く近づいて
    そして、パンの形を取られた真のキリストの御からだをいただく。

    今日の朗読の焦点は、私たちのミサ祭儀について、ご聖体拝領の時にいただくパンの形を取られた真のキリストの御からだについて、そして、キリストの御からだとしてのクリスチャン共同体についてです。私たちは感謝祭で、イエスキリストのうちに、--イエス様のご受難、死、ご復活を通して神さまが私たちの為になさったこと、お与えくださったことのすべてについて感謝のうちに覚えています。今日は、キリストの聖体と御血の祭日です。私たちは、神さまの愛がいつも働きかけて下さること、ご聖体をいただくことを通して、日々の生活の中で真理と感じられることを他の人々と共に分かち合い続けるようにと求められています。ご聖体をいただくことでの一致の実りが溢れるにつれて、私たちは共同体としての神さまの愛をお祝いするよう奮い立たされます。私たち自身が共同体であり、キリストの内にある交わりをお祝いするのです。言うまでもなく、ご聖体は、クリスチャン生活の中心になります。私たちのクリスチャン生活においてのご聖体の重要性は、ご聖体を通しての一致なしには、だれも献身的なクリスチャンであり続けることができないという真実と理解へと導いてくれます。私たちは、パンの形を取られたキリストの御からだをいただきます。ご復活されたキリストの御からだのすべては、一人一人がキリストの御からだの一部である、すべての生きているクリスチャン共同体のメンバーを心から受け止めてくださいます。

    今日の第一朗読では、イスラエルの民のために、どのようにして神さまが準備されていたかを思い出させるためのことばが書かれています。時々、思い出させるためのことばを使うのは、つまり私たちが真に神さまのこどもであるとよく考える時、それほど多くないかもしれません。ある人が、自分が真に神さまのこどもであると決意する時、私たちはいつも神さまの善を見て、気づきます。そして、私たちが持っているすべてのものが、神さまから来たものだと理解します。神さまの慈しみへの感謝の気持ちは、真の喜びと、真の奉仕を生み出します。神さまと神さまの御からだすべてと教会に仕えることを許してくださった神さまに感謝します!

    福音朗読では、カトリックの信仰にとってのご聖体の重要性を強調しています。キリストの御からだと御血をいただくことは、永遠のいのちにとって欠くことのできないことです。 ミサの司式司祭は、実際に聖体拝領の直前にご聖体の一部をカリスに入れ、沈黙の祈りの中で「今、ここに一つとなる主イエスキリストのからだと血によって、わたしたちが永遠のいのちに導かれますように。」と祈ります。イエス様の肉と血は真の食べ物と真の飲み物で、これらをいただく人々は、イエス様の内にとどまり、永遠のいのちを     持つのです。

    第二朗読では、パンとぶどう酒が単なる象徴ではなく、真にキリストの御からだと御血であることを強調しています。ご聖体の内にキリストの真の現存は、キリストの犠牲の深さをいつも思いださせてくれます。ミサに与る時はいつも、私たちは、常にこの究極の犠牲の証人であり、聖なるミサに与ることは、私たちがご聖体拝領がイエス様とだけではなく、周りの人すべてとの交わりであると理解する時、より意味のあるものとなります。

    真に生きているクリスチャン共同体(キリストの生きた御からだ)においては、多く人々が真なる健康と聖霊の導きを受け、共同体の霊的成長に貢献しています。ある人は癒しと助成を必要としている病気かもしれません。ある人は、疲れて、今にも諦めてしまおうとしているかもしれません。キリストにあって一つの御からだと言われているのはなぜでしょうか?キリストにあって一つのより良い御からだといわれているのはなぜでしょうか?私たちは、皆が団結し、お互いを愛している時、キリストにあって一つのより良い 御からだとなることができます。私たちは、聖体拝領のために祭壇に誠実で信心深く近づく間、他の人の事を心に留めないことはできません。

    私たち一人ひとりが、一時間のごミサの後に一杯のコーヒーをいっしょうに飲みたいと思っていますが、真に私たち全員が集まるのに良い場所(単なる場所ではなく)と、教会の広場と会館に自由で快適にいられると真に招くことのできる雰囲気を作り出すことに皆で貢献しましょう。

    主任司祭 アルセ・エクソル・マグボー

  • カトリック中原教会からのお知らせ(2026/05/31)

    教会委員会

    教会委員募集

    復活祭後から、教会委員の任期の始まりましたが、依然として以下の役割の委員が決まっておりません。共同体として信徒の皆さんによる教会運営がなければ、成り立ちません。
    第二部門、第三部門、施設管理部
    の委員が不足しておりますが、どの部門でも構いません。自薦他薦をお待ちしております。

    6/7(日)初聖体ミサ後、パーティ

    6/7(日)は、キリストの聖体の祭日で、初聖体があります。ミサ後、第1信徒会館でお祝いパーティを行いますので、ぜひ、信徒の皆さまご参加ください。子どもたちは、教会の未来です。

    6/28(日) 聖ペトロ使徒座への献金へのご協力をお願いします。

    教皇は毎年、世界各地を訪問します。そして、人々の苦しみや悩みを聞き、優しい笑顔で力づけ、数々の援助を与えます。キリストの代理者、教会の最高牧者である教皇は、祈りと具体的な援助を通して全世界の人々にいつも寄り添っているのです。この教皇に心を合わせて、わたしたちも世界中の苦しんでいる人々のために祈りと献金をささげます。教皇のこうした活動のために充てられる聖ペトロ使徒座への献金は、8世紀ごろイギリスで始まった、大人も子どもも一番小さなお金である1ペニーを毎年教皇に献金する運動がもとになって世界中に広まったものです。


    第一部門(典礼)

    週日(平日)ミサ日程

    復活祭以降、週日(平日)ミサは、原則以下になります。最新の日程はホームページのカレンダーでご確認ください。
     毎週月曜日AM 7:00
     毎週水曜日AM11:00
     毎週木曜日AM 7:00


    第二部門(信仰教育)

    聖書を読む会

    毎週日曜日10:10〜10:40まで第2信徒会館図書室で「聖書を読む会」を行っております。どなたでもご参加頂けます。現在旧約聖書を朗読中ですが聖書をお持ちにならなくても教会にある聖書を借りることができます。皆さまのご参加をお待ちしております。
    ※ 5,6,7月は第1信徒会館2階図書室で行います。

    教会学校

    日曜日のミサの前、午前10時から、小学生を対象に第二信徒会館で教会学校を実施しています。
    教会学校の学びの効果は生涯に亘ります。ぜひご参加ください。

    図書室

    第二信徒会館の図書室(玄関左側の部屋)に、キリスト教関連書籍が約1500冊保管されています。
    どなた様もご活用いただけます。


    第三部門(社会活動)

    6/14(日)福島やさい畑の販売

    6/14(日)のミサ後に福島やさい畑の販売を行います。
    フルーツ・野菜は季節のものを適当に見繕って準備しますが、加工品についてリクエストのある方は、6/7(日)までにお声がけください。
    販売のお手伝いをしてくださる方を募集します。

    6/21(日)第三部門ミーティング

    6/21(日)のミサ後、清掃後に図書室で第三部門ミーティングを開催します。第三部門は「神の愛を証しする力を育てる部門」ですが、神の愛を証しするのは信徒のみなさんお一人おひとりです。どなたでも歓迎しますので、ご参加ください。


    施設管理部門

    6/14(日)消防避難訓練

    6/14(日)ミサ後に、消防避難訓練を実施します。ご参加をお願いします。

    6/21(日)全体掃除(第3日曜日)

    以前からお知らせしたとおり、第3日曜日の主日ミサ後に全員で教会施設の掃除を行います。私たち共同体の祈りと集いの場を自らの手で維持していきましょう。

  • 今週の聖書朗読 2026年5月31日

    今週の福音

    第1朗読 出エジプト記 34章4b~6、8~9節
    第2朗読 コリントの信徒への手紙2 13章11~13節
    福音朗読 ヨハネによる福音書 3章16~18節

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    三位一体の主日

    私たちの生活の中で最も普通の日における私たちの召命

    私たちは、今、ご復活節の7週間の後につづく、2番目の週(私たちの教会のカレンダーでは年間第九週)を迎えています。四旬節や復活節のともかく荘厳で重複するテーマの後でさえも、神さまのみことばの黙想における私たちの熱意を保ち続けることを強調したいと 思いますが、典礼の内ある普通な日々における数週間は、私たちの典礼の最も豊かさゆえに、確かに素晴らしい時なのです。今月の日曜日の典礼において、私たちは、最も聖なる三位一体の祭日(今日)、次の週には、最も聖なる主の御からだと御血の祭日、その後の金曜日には、最も神聖なるイエス様のみこころの祭日があることを心に刻んでおきましょう。私たちの教会の典礼の豊かさと、聖なる三位一体の一致から溢れ出る愛と恵みを通して、私たちは私たちの生活の中での最も普通な日々における自分たちの召命は、どのようにして神さまの(聖霊の)愛と恵みが私たちをインスパイアさせてくれるのかを見て、目の当たりにするのかを理解するかもしれません。そして、私たちのインスピレーションを受けた経験を他の人々に広げ、分かち合うことができます。

    最も聖なる三位一体の教えは、神さまが深く関わってくださっていることを思い出させてくれます。だらしなさ(私たちの罪)から私たちを贖ってくださるために、みことば から肉となり、キリストの犠牲の結果として聖霊の恵みを通して(私たちを罪から贖ってくださった)私たちに注いでくださった事から、御父である神さまの愛は明らかにされます。 確かに、私たちは三位一体の神秘を部分的にしか理解できていません。(神さまの愛がとても圧倒的であることは理解される。)けれども、「父と子と聖霊」として示され、 明らかにされた神さまの知恵にすべてをゆだねています。

    第一朗読で、神さまのイメージは、怒るに遅く、確固たる愛と真理に溢れ、情け深く寛容で、モーセはひれ伏し、私たちかたくなな人々のために請願を申し出ました。 私たち、現代の神様の民は、いつも全くのかたくなさから私たちを救い、本物のクリスチャンとしての生き方へと導かれるよう、祈り続けています。

    福音朗読では、イエス様がニコデモに神さまの愛と救いについて話されたことであると、 私たちは気づくでしょう。永遠の命の約束のためにイエス様を信じなさいと、招かれています。聖なる三位一体の意味をもっと深く掘り下げ、そして、三位一体で存在されている唯一の神さまに溢れている一致と愛と恵みを私たちの心の底から見つけだし、畏敬の念のうちに、父と子と聖霊の御名によって、多くの人々に洗礼を授けるという偉大な使命に参加するようにとインスパイアされています。

    今日の第二朗読では、聖パウロが、コリントの人々を勇気づけ、道を補修するための過程を耐え、お互いに聖なる挨拶をするようにと語っていることが読み取れます。これらのプロセスは、私たち自身と共同体で喜びと平和の生活をもたらします。確かに、私たちには、神さまの愛とゆるしについて、お互いに分かち合うことがたくさんあります。あなたの貴重な時間の一部を分かち合い、もっとも益となる場所をみつけられるでしょうか?これらのすべての事を理解するためには、私たち自身が長い間作り続けてきた壁や、その他の事や道筋、私たちが神様の愛とゆるしを分かち合うことを知ることを妨げるような考え方、これらを破壊するように努力する必要があります。

    主任司祭 アルセ・エクソル・マグボー

  • 今週の聖書朗読 2026年5月24日

    今週の福音

    第1朗読 使徒言行録 2章1~11節
    第2朗読 コリントの信徒への手紙1 12章3b~7、12~13節
    福音朗読 ヨハネによる福音書 20章19~23節

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    聖霊降臨の主日

    今日は、ご復活の主日から数えて50日目にあたり、聖霊降臨の主日と呼ばれています。役割と力、そして、聖霊の賜物と実り(これらすべては堅信の秘跡を受ける準備のための深い理解が必要です。)は、イエス・キリストのメッセージを私たち一人ひとりが世界中に広めるための力を与えてくれます。ですから、堅信の秘跡のためにカテキスタによって準備されたひとときを振り返る事は、たしかに私たちの今日の思い起こし/黙想の助けとなるでしょう。この使徒たちへの聖霊の降臨は、教会の誕生を示しています。私たちは、目に見える神さまの存在を表わす共同体である教会を祝うべきなのです。私たちは、ゆるしと和解のメッセージを広めることでキリストの霊の内に、堂々と胸を張って生きるようにと召されているのです。

    第1朗読では、使徒言行録の以下の記述で、聖霊が使徒たちの上にくだったとあります。使徒たちが他の国々のことばで話し始めたことを、聖霊の多くの賜物と実りのひとつとして私たちは考えており、これによって使徒たちがキリストのみ旨を行い続けること、世界中のすべての人々がより簡単にメッセージを受け取ることが可能になりました。

    今日の福音朗読の中心となるメッセージは、ゆるしと和解に焦点を当てています。同じ聖霊によって、私たち皆がすべての国にこのメッセージを分かち合うことを可能にしました。外国人は外国のための宣教師となり、私たちは皆、自分の国や家庭の中で、様々な方法によって宣教師となるのです。聖霊からいただいた多くの賜物は、キリストの御からだ(全身)のためになることを目的としています。

    第2朗読で、聖パウロはこれらの様々な賜物について教えています。キリストの御からだのそれぞれの役割を持っている人々は、教会の成長のためにそれぞれのいろいろな役割を果たしているのです。聖霊は、キリストの御からだである、それぞれの信徒たちやすべての共同体に対して、教会に存在するすべてのカリスマを、それぞれの霊的な成長にとってためになることや価値のあるものにしてくれます。一方、聖霊降臨の主日は、復活節の終わりを意味し、来る典礼暦の年間の日々の教会生活を本当に特別な日とするようにと、私たちは皆、召されているのです。

    私たちがキリスト者の召命にすぐに応えるということは、福音の宣べ伝えを共に行うことへの心の準備がいつもできていることを意味します。ですから、私たちのとても平凡な状況/環境な日々でさえも、素晴らしく、特別なものとなり、いつも聖霊の導きを受け、退屈なものではなくなるのです。

    すぐに応えるということは、私たちの深い祈りと霊的生活のしるしでもあります。準備ができている心は、言ってみれば、私たちが成すべき事への呼びかけに、いつでも応えられることを意味しているのです。私たちの主は、私たちの唇を開き、聖霊は、私たちが行動に移すようにと導いてくださいます。私たちは、いつも祈りへと導かれ、感謝のうちに一日を終え、夜は平和のうちに休み、より良いキリスト者として目覚めるための準備ができているようにと招かれています。聖霊からの賜物を心から受け入れ、分かち合い、私たちの日常生活の中で聖霊の恩寵を受けとめていきましょう。

    主任司祭 アルセ・エクソル・マグボー

  • 今週の聖書朗読 2026年5月17日

    今週の福音

    第1朗読 使徒言行録 1章1~11節
    第2朗読 エフェソの信徒への手紙 1章17~23節
    福音朗読 マタイによる福音書 28章16~20節

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    主の昇天

    私たちは主の昇天の祭日で、イエス・キリストが天国へと昇られた日を記念します。今日の私たちのお祝いは、復活節第7主日から始まって、今日(主日)という日をご復活から40日後の次の日曜日として数えています。 

    今日の第一朗読では、イエス様のご復活直後について書かれており、イエス様が弟子たちの前にお現れになり、⑴ 神さまの統治について教えられ、⑵ 世界中で神さまの統治を完成させるために、弟子たちも共に働くことができるように、聖霊が弟子たちにくだることを約束されました。 

    今日の福音朗読では、イエス様が、弟子たちに世界に出て、すべての国々でイエス様の弟子を増やし、父と子と聖霊の御名によって洗礼を授けなさいと命じられたことについて書かれています。これが私たちのカテキシス(宗教教育)での「大宣教使命」です。福音を宣べ伝えるようにと任されたイエス様の弟子たちは、神さまの統治と神さまの救いの完成(来週に分かち合うテーマである、罪のゆるしも含まれて)を皆が理解するための証人であり、教師となるのです。 

    聖パウロがエフェソの教会の人々のために祈ったように、私たちの内におられる神さまについてのより深い知識を、私たちがいつも見いだすことができますように。私たちの希望と理解の源である聖霊を通して、ご復活されたイエスさまが、私たちの内に永遠にいてくださる事をお祝いしましょう。

    主任司祭 アルセ・エクソル・マグボー

  • 今週の聖書朗読 2026年5月10日

    今週の福音

    第1朗読 使徒言行録 8章5~8、14~17節
    第2朗読 ペトロの手紙1 3章15~18節
    福音朗読 ヨハネによる福音書 14章15~21節

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    復活節第6主日

    今日、私たちは、主の昇天と聖霊降臨の主日の祭日に共通しているテーマについて分かち合う事でしょう。3週間後の最も聖なる三位一体の祭日をお祝いし、私たちの信仰の三つの側面は、さらに深く強められ、これらの共通しているテーマにもっとも近い結論となる事でしょう。このテーマは、イエス様が御父のもとへ帰られる一方で、今までとは違う別のかたちで、共に居続けてくださることを使徒たちに約束されるというものです。現在の私たちは、永遠に神さまが私たちの中にいてくださる事という恵みをいただいているのです。ですから、私たちは、日々の生活の中での聖霊の存在について黙想しましょう。

    第一朗読:
    私たちは、司祭と教会の指導者たちによる、神さまのみことばの意味をすべての人が理解できるための話によって、神さまが共にいてくださることを経験します。キリストの最初の使徒たちの時代から、福音のメッセージの宣べ伝えは、彼ら人間の能力によるものではなく聖霊の力によるものでした。このメッセージを聞いた人々もまた、聖霊が共にいてくださることを感じ、聖霊を受け、彼らの人生における癒しと大きな喜びを経験しました。ですから、現代社会においての私たちの役割は、神さまの霊の内に、素晴らしい働きを実行することなのです。

    福音朗読:
    私たちは、イエス様の掟を受け、これを守ります。私たちの隣人を愛することで神さまを愛するという大きな掟を、私たちは心に刻みます。聖霊(弁護者)は、この大きな掟を守る力を私たちに与えてくださいます。もし、私たちが日常の生活の中で、聖霊に満たされているならば、いつも無私無欲と他者中心の生き方、つまりキリスト者としての生き方へと導かれるでしょう。神さまは、私たちと共にいてくださるのです。

    第二朗読:
    聖霊が満ち溢れている私たちの生活は、他の人に対して、悪(罪悪)ではなく、むしろ善を行うようにと駆り立てられます。私たちは、また、神さまへの崇敬(尊敬)と真の愛をもって、神さまと神さまの御業について話すようにと導かれています。私たちが、隣人たちにも聞こえるように口を開き、神さまのみことばを宣べ伝えるという聖霊の導きに応えながら、私たちの行動と日々の生活が、私たちの口から出る言葉の生きた証となりますように。

    私たちの教会生活に秘跡を通して溢れるすべての恵みは、私たちの内にイエス様がおられるというしるしです。私たちの信仰の3つの側面の発展としての来る祭日を記念して、私たちの心の準備をいたしましょう。

    主任司祭 アルセ・エクソル・マグボー

  • 今週の聖書朗読 2026年5月3日

    今週の福音

    第1朗読 使徒言行録 6章1~7節
    第2朗読 ペトロの手紙1 2章4~9節
    福音朗読 ヨハネによる福音書 14章1~12節

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    復活節第5主日

    今日、私たちは、使徒たちとイエス様の最初の弟子たちが、神さまのみことばを宣べ伝えるためにどのように協力し合っていたのかを黙想し続けています。広く伝えられた神さまのみことばの宣布は、彼らの情熱と聖霊の導きによって強められたご復活されたキリストへの信仰によってもたらされたものでした。御父との完全なる一致であるイエス様への彼らの信仰は、彼らを心配事や疑いから解放し、最終的には、彼らをイエス様との一致へと導きました。

    第一朗読:弟子たち(ご復活されたキリストを信じる人々)が増えるということは、神さまのみことばを宣べ伝える使徒たちの情熱の良い成果でした。先導者が増えるということは、彼らの努力のもうひとつのはっきりとした成果です。確かに、12人の使徒たちは、神さまのみことばをより広く宣べ伝えるには、隣人たちと責任を分かち合う必要があることを理解していました。現在の私たちも、チームワークや成すべき事の分担(教会での責任の分かち合い)、そして、良いコミュニケーションを大切にし、私たち皆が、神さまのみことばを聞き、共に祈り、一人ひとりの霊的な糧のために共に働いています。 

    福音朗読: イエス様、道、真理と命
    イエス様のみことばは、使徒たちにとって、基本的に勇気と強さの源でした。実際、彼らのイエス様に対する誠実さは、彼らがより多くを知り、より深く理解し、そして、かれらにとってイエス様の存在を、もっと信じるための助けとなりました。現在の私たちも、誠実さがより深い繋がりの証である事を理解しており、誠実さがお互いがより良くより深く繋がるための、そして、お互いがより良く知り合うための鍵となっています。時間、信頼、関係(一致観)、そして、興味/熱意/情熱、そして、尊敬は、まさに、その他のいくつかの鍵となるのです。

     私たちも教会で秘跡を受け続け、教会の活動に参加しつつ、イエス様のご受難、死、ご復活を通して、御父である神さまと完全に一致されているイエス様と、より深くひとつになれるよう、祈りましょう。私たちのことばと行いを通して、道であり、真理であり、命であるイエス様の事を、これからもずっと宣べ伝えていくことができますように。

     第二朗読
    私たちは神の民であり、選ばれた民であると、私たちは勇気を持って言葉にしています。私たちが神の民であることは、励ましとなっているイエス様のみことばと切り離す事はできません。ご復活されたキリストへの私たちの信仰と信頼は、神さまと神さまの民との愛の絆の証です。イエス様は私たちの神さまであり、私たちは彼の民なのです。

     誠実さと敬意を持って共に行動し、私たちの主であり救い主であるイエス様を心から信じ、信頼する人々の共同体を作るための助けとなっていきましょう。

    主任司祭 アルセ・エクソル・マグボー