投稿者: 管理者

  • 今週の聖書朗読 2026年3月8日

    今週の福音

    第1朗読 出エジプト記 17章3~7節
    第2朗読 ローマの信徒への手紙 5章1~2、5~8節
    福音朗読 ヨハネによる福音書 4章5~42節

    (外部サイト:聖パウロ女子修道会が開きます)

    四旬節第3主日

    今日は四旬節第3主日です。今日とご復活祭までの間、私たちは教会に来て、全世界で復活徹夜祭に洗礼を受ける洗礼志願者の方々のために祈ります。 

    今日の出エジプト記からの短い朗読では、

    (1)人びとが、自分たちや子供たちや家畜が飲む水がないといってモーセに言った不満、

    (2)最悪状況になった時、モーセに対して人々が何かしようとしているというモーセの懸念、

    に対して、神さまがモーセに命じられた事について書かれています。今日の短い朗読から、神の民へのご意向と、神の民の指導者たち(この場合はモーセ)への擁護を理解することができます。 

    今日の福音朗読では、いのちの水であるイエス様について書かれています。このいのちの水を飲む人は誰でも、決して渇くことがありません。福音朗読の中に出てくる女性は、井戸に来た目的しか頭になく、イエス様の言葉に困惑します。しばらくして、その女性は、イエス様が言っておられる事の意味を理解しました。確かに、その女性には、理解するために自分の心をもう少し開く必要がありました。自分たちのたくさんの物質的な心配事は、とても簡単に理解するのに、度々、イエス様がおっしゃった事は正確に理解できていないという事に気付くようにと、私たちは招かれています。 

    今日の第二朗読では、キリスト者の喜びについて要約されています。イエス様は、まず十字架の栄光を私たちに対して輝かせてくださいました。誰よりも何よりもイエス様を選ぶという事は挑戦ですが、私たちには、イエス様のうちに平和があり、毎日の私たちの心の中に注がれる聖霊に身を委ねます。

    主任司祭 アルセ・エクソル・マグボー

  • 今週の聖書朗読 2026年3月1日

    今週の福音

    第1朗読 創世記 12章1~4a節
    第2朗読 テモテへの手紙2 1章8b~10節
    福音朗読 マタイによる福音書 17章1~9節

    (外部サイト:聖パウロ女子修道会が開きます)

    四旬節第2主日

    イエス様と弟子たちの関係においてのとても大切な瞬間とは、単にイエス様が弟子たちにとっての先生であるという事だけではなく、キリストであり救い主であり、皆が待ち望むイスラエルのメシアであるという事を認識できる瞬間です。もう一つの大切な瞬間は、完全に弟子たちにとって先生(イエス様ご自身)でありメシアであると認識されたイエス様が、遅かれ早かれ、イエス様の事を脅威や敵とみなす人びとに「引き渡され」、「磔刑」を受け、最終的には十字架上で「死」を迎えるといった苦しみをお受けになる事を、弟子たちに告げ知らせ始めた瞬間です。そして、3日後に死から復活される事は、弟子たちがよく理解すべきもう一つの事です。私たちは、イエス様の最初の弟子たちのように、例えば永遠の幸福、人生のいろいろな困難な事柄から私たちを永遠に解き放ってくださるメシアを切望しています。私たちにとって最高の場所を見つけた時、私たちは永遠にその場にとどまりたいと思い、その願いは永遠に続きます。明日ではなく、今すぐにと、誰もが切望しています!しかしながら、私たちは皆、地上での現在の生活において、もっと深く黙想し、神様のぶどう園で成すべきことを達成するための勇気と喜びを見出すようにと招かれています。これが今日の福音朗読での基となる招きであり、天の父である神さまから遣わされた方として、もっとイエス様に信頼を置くようにと招かれているのです。 

      洗礼の秘跡は、私たちが神様の愛とキリストの平和を広め続けるために遣わされた事を思い起こさせてくれます。私たちは皆、弱者には力を与え、声なき人々には声を与え、隣人たちが語り合い、正義と和解を通して、平和と静けさのための空間と場所を与えるために遣わされているのです。第一朗読の創世記では、その使命についてよく説明されています。神さまの御ことばに心から耳を傾ける神さまの子どもは、神さまから遣わされる事を望んでいます。私たちは、この点でどのように「遣わされる」のかについて、とても特別な理解があります。アブラムとその他の人々が、神の民を導くようにと遣わされ、彼らがこの呼びかけに応えた話の通り、彼らは、たった一人でその使命を果たす事はありませんでした。彼らを遣わされた神さまは、彼らを敵から守るために、いつも共におられました。 

      第2朗読のテモテへの励ましの手紙で、パウロも同じことを言っています。それは、単なる人間からくるものではなく、まさに神さまからの聖なる招きなのです。私たちは、神さまがお与えくださった強さと忍耐によってお応えするのです。私たちは、私たちをお遣わしになった神さまに信頼を置くのです。 

    私たちには、静けさのうちにもっと時間を費やせるよう、四旬節を遵守する上で大いに助けとなるテーマが与えられています。私たちは、黙想するのに助けとなる逃れ場を見つけるかもしれません。霊的な声を聞くための最適な機会を得るかもしれません。読むべき良書に巡り合えるかもしれません。私たちの喜びや悲しみを隣人たちと分かち合う事が、キリスト者としての最良の生き方である事も忘れてはなりません。私たちは、神さまからの恵みを受けているのです。今こそ、私たちは勇気を持って、神さまからのたくさんの恵みを伝えていきましょう。

    主任司祭 アルセ・エクソル・マグボー

  • カトリック中原教会からのお知らせ(2026/02/22)

    教会委員会

    四旬節愛の献金のお願い

    2/18(水)灰の水曜日から四旬節愛の献金が始まります。広く国内外の自立支援やいのちを守る活動への支援に使われます。世界中で困っている多くの兄弟・ 姉妹のためにご協力をお願いします。

    教会委員募集

    今年の復活祭後から、任期の始まる教会委員ですが、依然として以下の役割の委員が決まっておりません。共同体として信徒の皆さんによる教会運営がなければ、成り立ちません。第二部門、第三部門、施設管理部の委員が不足しておりますが、どの部門でも構いません。自薦他薦をお待ちしております。


    第一部門(典礼)

    聖週間・復活祭日程

    今年の復活祭ミサは、4/5(日)11:00からとなります。
    なお、聖週間の予定を以下の通りとなります。特に聖木曜日、聖金曜日はご都合がつかない場合、鹿島田教会をご利用ください。
    3/29(日) 11:00 受難の主日(枝の主日)
    4/2(木) 17:00 聖木曜日(主の晩さん)※鹿島田19:00
    4/3(金) 17:00 聖金曜日(主の受難)大斎・小斎※鹿島田19:00
    4/4(土) 19:30 聖土曜日(復活徹夜祭)※鹿島田17:00
    4/5(日) 11:00 復活の主日 ※鹿島田9:00

    3/8(日)第一部門会

    3/18(日)ミサ後に第一部門の部会を開催予定です。
    ミサ後、第二信徒会館図書室にお集まりください。

    3/15・22・28(日)十字架の道行き

    3/15(日)掃除後、3/22(日)聖歌の集い後、3/28(日)ミサ後に十字架の道行きを行います。みなさん、ご参列ください。

    3/22(日)聖歌の集い

    3/22(日)ミサ後に聖堂で聖歌の集いを行います。
    みなさん、ご参加ください。


    第二部門(信仰教育)

    聖書を読む会

    毎週日曜日10:10〜10:40まで第2信徒会館図書室で「聖書を読む会」を行っております。どなたでもご参加頂けます。現在旧約聖書を朗読中ですが聖書をお持ちにならなくても教会にある聖書を借りることができます。皆さまのご参加をお待ちしております。

    教会学校

    日曜日のミサの前、午前10時から、小学生を対象に第二信徒会館で教会学校を実施しています。
    教会学校の学びの効果は生涯に亘ります。ぜひご参加ください。
    ◆3/29は春休みです。4月の開始時期は検討中です。

    図書室

    第二信徒会館の図書室(玄関左側の部屋)に、キリスト教関連書籍が約1500冊保管されています。
    どなた様もご活用いただけます。


    第三部門(社会活動)

    バザーのご報告

    2/8(日)のミニバザーにご協力ありがとうございました。
    大変な天候でしたが、みなさんのご協力で無事開催できました。
    材料費などを引いた収益は川崎ダルク・川崎マック・カラカサン・女性の家サーラに寄付しました。

    3/8(日)外国人のための医療相談

    川崎市主催の医療相談とX線検査が貝塚教会で行われます。
    Medical Mission by Kawasaki city at Kaizuka church.
    くわしくはポスターをみてください。

    3/15(日)福島やさい畑の販売

    3/15(日)のミサ後に福島やさい畑の販売を行います。
    2/29(日)にどのようなものを販売するかをお知らせします。

  • 今週の聖書朗読 2026年2月22日

    今週の福音

    第1朗読 創世記 2章7~9節、3章1~7節
    第2朗読 ローマの信徒への手紙 5章12~19節
    福音朗読 マタイによる福音書 4章1~11節

    (外部サイト:聖パウロ女子修道会が開きます)

    四旬節第1主日

    祈り、断食、そして、施しは、敬虔なユダヤの人々の主な行いです。これらの行いは、特に四旬節の間、私たちクリスチャンにとっても然るべき行いです。今年の典礼カレンダーより、灰の水曜日は2月18日、また、受難の主日は3月29日、聖なる過ぎ越しの三日間は、その週の木曜日、金曜日、土曜日となっています。 

    四旬節の間、これらのすべての行いは、ひっそりと傲慢でないことが大切であると強調されています。これらは、私たちを神さまと神さまのなさることに近づけるという本当の目的を見失わないことを目指すものです。私たちは、この四旬節の行いが、周りの人々に見せるためのものではないという事を、苦なくして思い起こします。これは、不必要な傲慢さを招かず、周りの人びとの注意を引いてしまわないように気を付けなくてはいけないことを意味しているのかもしれません。 

    施しの行いと同様に断食の行いは共により深い意味を持っていますが、私は、特にこの40日間の四旬節の間、これらを文字通りに行うよう私たち全員が招かれていると信じています。一方、私たちの多くは、例えばダイエットのために食べるのを減らすことに慣れていますが、四旬節の断食はそれ以上のものです。実際に、断食は自己愛(自己中心)から隣人愛(他者優先)へと、私たちを駆り立てるものです。しかしながら、高齢者にとっての四旬節の間の健康を、四旬節の間に薦められている断食の目的そのものと考えあわせ、適切で健全な決断をすることが必要かもしれません。私たちは、私たちが持っているものを、必要としている人々に分かち合うこと(寛大さ/思いやり)を忘れてはなりません。ある人は、いつもの食事を控え、持っているお金を食べる物のない人々に分け与えるようにと言い続けているかもしれません。これらの行いは、誰かに見せるためのものではなく、静かに行うことが大切です。 

    灰の水曜日の灰は、現在の私たちにとって、とても深い意味を示しているので、私たちが四旬節の間の典礼などに積極的に参加する際、その他もろもろの多くのしるしや象徴と向き合う事でしょう。私たちは、十字架の道行の祈りのグループに入っているかもしれませんし、四旬節以外でもロザリオの祈りを捧げたり、十字架の前でもっと祈ったり、聖週間が近づくにつれて、もっと座ったり、ひざまずいたりするかもしれません。けれども、神様のより偉大なる栄光のために、私たちの言葉と行動の真実と神聖な意図を、皆が忘れる事のないようにしましょう。 

    今日の第1朗読では、誘惑に負けてしまったアダムとイブについて書かれています。彼らの物語では、どのようにしてこの世に罪がもたらされたのかという事が多く語られていますが、今日の福音朗読で、イエス様は、荒れ野で誘惑を受け、悪魔からの最良と思われる申し出を退けるのです。ローマの教会への手紙の中でパウロは、旧約の時代の1人の男の決断によって、この世に罪と死がもたらされ、1人のイエス様を通して多くの人々に命をもたらした神さまの恵みについて語っています。 

    1人の罪によってすべての人に有罪の判決が下されたように、
    1人の正しい行為によって、すべての人が義とされて命を得ることになったのです。

    (ローマ5章19節)

    四旬節第1主日は、私たちが罪を遠ざけ、イエス様にもっと近くで従う事を、四旬節の早い時期に思い出させてくれるものです。私たちが、十字架上のキリストに積極的に従い、十字架のもたらす勝利の証人に、そして、分かち合う者となりますように。神さまからの祝福を受け、皆さまにとって実り多き四旬節となりますように。

    主任司祭 アルセ・エクソル・マグボー

  • 今週の聖書朗読 2026年2月15日

    今週の福音

    第1朗読 シラ書 15章15~20節
    第2朗読 コリントの信徒への手紙1 2章6~10節
    福音朗読 マタイによる福音書 5章17~37節

    (外部サイト:聖パウロ女子修道会が開きます)

    年間第6主日

    自由は全世界で本当に重要である故に、それぞれの国々とすべての人びとは自由を求めています。そして、人は自由を見つけた時、宝物のように勝ち取るための準備をし、たくさんの様々な姿をした抑圧を二度と繰り返さないと約束します。たくさんの国々の近年の出来事や、最近の一人ひとりの個人的な経験も含む世界の歴史は、自由と抑圧の両方について幅広く物語っています。 

    シラ書からの第1朗読では、すべてを知っておられ、私たちに生と死、また善と悪を選ばせてくださる神さまについて書かれています。神さまの掟は私たちを救い、私たちがこの掟を守り、神さまに信頼を置くことを選べば、私たちは生きる事ができるのです。基本的に私たちの信仰において、自由とは善を行う自由であり、更に自由とは悪なるものを避ける力であると、私たちは理解しています。それ故に、自由とは神さまからの聖なる、そして素晴らしい賜物であると、私たちは理解しているのです。私たちは、自由の中で生き、自由を広め、自由のために働くようにと招かれています。自由とは、例えば、自分で決めて行動する事、あるいは、いわゆるマイルールといったような、人によって違った意味を持っているように思われるかもしれません。今日の朗読は、私たち一人ひとりが受け取るべき自由というものについて、私たちに教えてくれているのです。 

    自由に関するテーマは、今日の黙想の出発点となりますが、律法や預言者を廃止するためではなく完成させ、また、まったく新しい考え方へ導き、故に、律法を文字通りに守るだけでは不十分である事を教示するメシア(イエス様)について、今日の福音朗読は強調しています。私たちは、愛と誠実さを持って律法を守るべきなのです。神さまと教会の掟を表面的にのみ守るだけでは、イエス様の良い弟子になれません。常に、今までの私たちと律法学者やファリサイ派の人々とを比較することが必要です。私たちはイエス様を選び、そして、イエス様の教え、すなわち律法の精神や、律法のまさに基礎となるお互いへの愛の大切さを選びます。今日の福音について、皆で真摯に黙想しましょう。自由を聖なる、そして素晴らしい賜物であるとする私たちの基本的な理解は、私たちの信仰、道徳、倫理的生活においての誠実な追求を、私たちにもたらしてくれます。私たちがどのようにして怒りや恨み、敵意、偽り、そして欲望に対峙することができるのかという事が明確に列挙されます。私たちの主イエス・キリストは、人間関係を汚し破壊する悪を避けるために、本当の自由を弟子たちにお与えになります。 

    私たちは、神さまの知恵を追い求める事を選びますが、自分たちの浅はかさ/軽薄さの故に、神さまの内にある私たちの生活の中に、それは未だに隠されているのかもしれません。けれども、私たちは、パウロのコリントの教会への手紙から思い起こします。
    それは、次のように書かれています。

    目が見もせず、耳が聞きもせず、
    人の心に思い浮かびもしなかったことを、
    神は御自分を愛する者たちに準備された。
    神が霊によってそのことを明らかに示してくださいました。
    霊は一切のことを、神の深みさえも究めます。

    1コリント2章10節

    主任司祭 アルセ・エクソル・マグボー

  • 今週の聖書朗読 2026年2月8日

    今週の福音

    第1朗読 イザヤ書 58章7~10節
    第2朗読 コリントの信徒への手紙1 2章1~5節
    福音朗読 マタイによる福音書 5章13~16節

    (外部サイト:聖パウロ女子修道会が開きます)

    年間第5主日

    今日の朗読は、イエス様の弟子である事の意味を、私たちがもっと理解するための助けとなります。先週の福音朗読(幸いである事についての山上の説教)のすぐ後に続く福音朗読によって、私たちは、「幸いな人」とは、周りの人びとからも「見られ、感じられる幸い」を意味している事に気付くべきでしょう。ですから、私たちは、本物のイエス様の弟子としての祝福とは、たった一人のためのものではないという事を思い起こさせられるのです。今日の福音朗読の中でイエス様は、私たち一人ひとりが地の塩であり、光であるようにと、強く語られています。今日、私たちは、地の塩と光についてのシンプルなイメージを黙想することから始めて、私たちの日常生活の中でのこれらのシンプルなイメージ/出来事が、何を意図しているのかを心から認め受け入れていきましょう。

    今日のイザヤの預言からの朗読は、飢えている人、家のない人、着る者のない人たちに対するたくさんの、そして様々なかたちでの神さまから擁護について、思い起こさせてくれます。
    主は言われる。飢えた人にあなたのパンを裂き与え、さまよう貧しい人を家に招き入れ、裸の人に会えば衣を着せかけ、同胞に助けを惜しまないこと。

    いつくしみへの招きが私たちにはあります。そして、これが今日の私たちに朗読の核となるメッセージと言えるでしょう。ある人は、謙虚に、そして勇気を持って手を差し伸べる人々を通じて、癒しと神さまの愛といつくしみを見出します。私たちの身近な人々が求めている事に対して、即座に応えることができるという事は、簡単且つとても実現可能なスタートとなるでしょう。

    私たち一人ひとりが、謙虚さと思いやりといつくしみを持って隣人たちに手を差し伸べるという、この素晴らしい招きに応えようとする一方で、私たちとその隣人たちが、別々の時ではなく同じ時に、人の知恵によるものだけではなく、神さまの力によって信仰を見出すことができますように。私たちは、私たちが裕福であるとか、他の人々(隣人たち)よりも勝っているとかいう事をほのめかすために、手を差し伸べるのではありません。コリントの教会への手紙の中で、パウロは、かれが「そちらに行った時、衰弱していて、恐れに取りつかれていたが、神さまの霊の力が残るよう、イエス・キリストにのみに心を向けていた。」と、とてもはっきりと記しています。私たちの今日の黙想から得られる種々の事柄(合わせたもの)によって、イエス様の弟子であるという事の意味を、少しでも見出すことができますように。

    主任司祭 アルセ・エクソル・マグボー

  • 今週の聖書朗読 2026年2月1日

    今週の福音

    第1朗読 ゼファニヤ書 2章3、3章12~13節
    第2朗読 コリントの信徒への手紙1 1章26~31節
    福音朗読 マタイによる福音書 5章1~12a節

    (外部サイト:聖パウロ女子修道会が開きます)

    年間第4主日

    私たち一人ひとりの人生観、あるいは物事のとらえ方、理解や判断の仕方は、確かに異なっていて、当然、私たちがどのようにこの世で生きているのかによるものです。また、その人の人生観は、この世で与えられているものや、私たちの周りにあるあらゆるもの、私たちが持ちたいと思っているもの(動機や目的となるもの)や、そうでありたいと思っているものに大きく影響されるのかもしれません。けれども、今日の朗読では、私たち各々が、そして、皆が私たちの人生の視点を見直し、正直に良心を日々見つめなおし、何度も反省し、最終的には、私たちの信仰の神さまが、どのように私たちよりも異なった見方をされているのかを気づくようにと招いています。

    今日の朗読は、私たちと「この世界」が一般的、そして日常的な誤解や見落としをしている事柄を、私たちが見出す機会を与えてくれています。今日の福音朗読が示している、いわゆる「至高の祝福」(至福)は、それほど簡単に理解することができないのかもしれません。イエス様は、誰が本当に幸いな人なのかを教えて下さっています。それは、この世界が考えているような、お金持ちでも権力者でもありません。柔和で憐れみ深い人々、平和を実現する人々、義のために迫害される人々が幸いなのです。

    今日の第1朗読では、謙虚な人々に、神さまを求める(いつも心を向ける)ようにと勧めています。謙虚な人々には避け所があります。神さまは、彼らを高みに引き上げてくださるのです。

    謙虚さは、キリストに従う人びとの基本的な特徴です。謙虚な心は柔和で、それ故に、社会の中の弱い人びと、貧しい人びと、声なき人々を見落とすことがありません。謙虚な人々は柔和なので、もっと大切なものを見落とす事はありません。彼らは、今日まで私たちやこの世界が大切だと考えてきたものよりも、もっと大切なものを知っているのです。今日の第2朗読の中で、パウロは、コリントの教会の人びとに、彼らの召命が、人間的に見て無学な者、無力な者、無知な者を引き上げて下さるという神さまのご意向に基づいている事を思い起こさせています。この世界での目には「小さい」とされている人々のために、神さまは、偉大な業を行われるのです。

    主任司祭 アルセ・エクソル・マグボー

  • 今週の聖書朗読 2026年1月25日

    今週の福音

    第1朗読 イザヤ書 8章23b~9章3節
    第2朗読 コリントの信徒への手紙1 1章10~13、17節
    福音朗読 マタイによる福音書 4章12~23節

    (外部サイト:聖パウロ女子修道会が開きます)

    年間第3主日

    数年前から年間第3主日は、神のことばの主日として定められています。毎年のこの神のことばの主日の目的は、私たち一人ひとりが聖書を読む事を促進し、ミサの中での聖書の朗読をもっと集中して聴くための助けとなる事です。言葉の典礼は、ミサの中でも重要なものとなっています。

    今日、私たちは「神さまが聖書を通して私たちに語りかけて下さる」事を強調すべきなのです。また、私たちはミサ以外の時でも聖書を読み、私たちの生活に中で聖書が私たちに何を語りかけているのかを実感し、「聖書における体験」を隣人たちと分かち合うための黙想にもっと時間を費やすようにと勧められています。

    今日の朗読の重要なポイントは、私たちが、イエス様がすべての国の人びとの光である事を共にもっと深く理解する事です。イザヤの預言(第1朗読)に沿って、ゼブルンとナフタリの未来の変化、彼らの闇にもたらされた光、実り多き収穫のような解放と喜びと豊かさの体験は、イエス様がガリラヤで宣教を始められ、また、悔い改めを説き、最初の弟子たちを召命し、そして、最初の弟子たちと共に教えと宣教と癒しのための集まりを始めるという事を予言している事が私たちにはわかります。

    ですから、今日の福音朗読において、旧約聖書の預言の成就について、私たちはイエス様を通して理解できるようになるでしょう。一人ひとりに対して、日々の回心への招きと、 光(イエス様がすべての国の人々の光)のうちに生きる事への招きがあるのです。現代の世界での様々な人類の経験によって、私たちは、イエス様の最初の弟子であるペトロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレ、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネの始まりの時の招きに対する応えの流れをたどる事ができます。

    毎年、神のことばの主日に立ち返り、私たちは、すべての国の人びとの光であるイエス様に対してもっと心を向ける事を思い起こすことができます。神さまの恵みが豊かに溢れる私たちの教会を愛しつつ、私たちが日々の生活を生き信仰を深める事で、私たちがいつもイエス様のうちに、一致と献身を見出すことができますように。パウロは、コリントの教会への手紙の中で、イエス様のうちにある一致と献身にのみ心を向けるようにと勧告しています。分裂や派閥はありません。私たちは、神のことばを聞き、勇気を持って生き、分かち合い、私たちが耳にしたことを宣べ伝えるための「ここ」にいるのです。

    主任司祭 アルセ・エクソル・マグボー

  • カトリック中原教会からのお知らせ(2026/01/24)

    教会委員会

    四旬節愛の献金のお願い

    2/18(水)灰の水曜日から四旬節愛の献金が始まります。広く国内外の自立支援やいのちを守る活動への支援に使われます。世界中で困っている多くの兄弟・ 姉妹のためにご協力をお願いします。

    教会委員募集

    今年の復活祭後から、任期の始まる教会委員ですが、依然として以下の役割の委員が決まっておりません。共同体として信徒の皆さんによる教会運営がなければ、成り立ちません。第二部門、第三部門、施設管理部の委員が不足しておりますが、どの部門でも構いません。自薦他薦をお待ちしております。

    2/22(日)信徒大会

    2026年度信徒大会は2月22日(日)ミサ後に聖堂で予定しています。年に一度の信徒大会で、活動報告及び意見交換の機会となりますので、信徒の皆様は必ず出席をお願いします。


    第一部門(典礼)

    2/8(日)病者の塗油の秘跡

    2月11日(水)は、「世界病者の日」です。その週の主日のミサ(2月8日(日))後に、「病者の塗油の秘跡」を神父様から受けられます。希望者の方は、当日、お申し出ください。

    2/8(日)~2/15(日)枝の回収

    2月18日(水)「灰の水曜日」に向けて、枝を回収するため、2月8日(日)から聖堂入り口に回収ボックスを設置します。なお、2月15日(日)黙想会後、灰にする予定です。

    2/15(日)四旬節黙想会

    日本カトリック新学院 林神父様をお招きして四旬節黙想会を行います。共同体として皆さんと一緒に信仰を深めましょう。


    第二部門(信仰教育)

    聖書を読む会

    毎週日曜日10:10〜10:40まで第2信徒会館図書室で「聖書を読む会」を行っております。どなたでもご参加頂けます。現在旧約聖書を朗読中ですが聖書をお持ちにならなくても教会にある聖書を借りることができます。皆さまのご参加をお待ちしております。


    第三部門(社会活動)

    バザー実行委員募集

    2月8日(日)にミニバザーの開催を予定しており、実行委員を募集しています。みんなと楽しみながら作り上げてみたい方、教会のお仕事に参加して交流したい方、ぜひお声がけください。お一人にすべてお任せするということではなく、教会委員会始め信徒みんなで作り上げるバザーのとりまとめをお願いしたいです。

    ミニバザーご協力のお願い

    ・献品のご協力をお願いします。第一信徒会館ホールの段ボールに入れてください。
    ・今回はダルク(琉球太鼓演奏)、レジネス(コーヒー豆)、ラリグラス(ビーズアクセサリー)、ろばの家(お菓子)、便利屋ふじさんなど多数の団体が参加を予定しています。中原の信徒だけでなく、他教会の方や信徒以外のご友人もぜひお誘いいただき、みんなで楽しい一日を過ごしましょう。

  • 今週の聖書朗読 2026年1月18日

    今週の福音

    第1朗読 イザヤ書 49章3、5~6節
    第2朗読 コリントの信徒への手紙 1 1章1~3節
    福音朗読 ヨハネによる福音書 1章29~34節

    (外部サイト:聖パウロ女子修道会が開きます)

    年間第2主日

    今日の年間第2主日では、私たち一人ひとりの召命について黙想するようにと招かれています。もし、私たちが、大なり小なりすべての家族や教会の共同体の召命についても深く考える事ができるのであれば、それは素晴らしいことです。同時に、私たち一人ひとり、そして、共同体の召命は、もちろん神さまの救いの使命にしっかりと根ざされたものでなければならないという事を、私たちに思い起こさせてくれます。

    何よりもまず、神さまの救いの使命が、すべての国々の民に光をもたらし、心の回心を促し、罪を赦し、水と聖霊によって洗礼を授け、人類に死から新しいいのちをもたらすというイエス様の使命であるという事を、私たちは理解しなくてはならないでしょう。

    また、現代の世界での教会の存在をよく理解し認め、且つ、教会の召命も同様に理解しなくてはならないでしょう。今日の朗読は、イエス様の使命が教会の使命であることを、私たちに伝えているに違いありません。つまり、私たちは、神さまのお恵み(たくさんのお恵み)が豊かに溢れている教会にもっと信頼をおくようにと後押しされているのです。

    教会には、私たちの模範として、神さまからの呼びかけに対して、ちゃんと応えた人々がいます。彼らの聖性、忍耐、我慢、様々な献身に対する忠実さ、そして、聖霊の働きに対して心を開いている姿は、私たちの模範となってきました。

    パウロは、今日の第2朗読の中で、コリントの教会の人々を「召されて聖なる者とされた人々」と見なしています。私たち一人ひとりも、私たちが気付くようにと導かれている私たち個々の召命に対して、日々応えるようにと招かれているのです。確かに、沈黙と祈りを通して、私たちは個々の召命を自覚するようになります。そして、神さまからの召命を更に、そしてもっと深く知り、それ故に、神さまからの召命に対して、適宜に且つ素早く応えられる事を目指しています。神さまからの召命に即座に応え、あるいは、常に準備できている(即座に応える事ができるための)心を持つという事は、神さまからの召命に聞き従う、ほんとうに信仰深い人である証です。

    今日の福音朗読の中で、洗礼者ヨハネは、イエス様のうちに聖霊を見出しています。彼は、人びとに平和と光といのちをもたらすという彼の召命を受け入れました。私たちは、たとえ、自分たちがとても忙しいと思えても、また、時間が有り余っている時でも、私たちを毎日招いて下さっている神さまに、どのようにして即座にお応えする事ができるのか、今日の黙想を続けてまいりましょう。

    聖霊の導きによって、私たちが神さまからの召命に素早くお応えする事ができますように。けれども、神さまの愛といつくしみと優しさは、私たちに、すべてにおいて時間をかけ、焦らずに、そして、神さまの時にただ信頼するのみであるという事を教えてくれているのかもしれません。

    主任司祭 アルセ・エクソル・マグボー